

すべて手作業によるそのていねいな製品作りには定評があり、とくにグラヴィールのテクニックは世界屈指のレベルを誇っているのです。ホイール・エングレーヴィングとも呼ばれるこの技法は、銅製の回転盤に下から軽くガラスを当て、繊細な文様を彫り込むもので、周辺を削り取って文様を浮き彫りにするレリーフと、文様をそのまま沈み彫りしたマットな美しいトーンに仕上げるインタリオがあります。
ロブマイヤーはガラス素材としてカリ・クリスタルを使用しています、酸化鉛を加える鉛クリスタルに比べ、光の屈折率は低いものの、素材自体の靱性が増し、軽くなるという性質を持ちます。
そのカリ・クリスタルの丈夫さと軽さを生かして、宙吹きで「ごく薄」に仕上げたモスリングラスと呼ばれるグラスもロブマイヤーの魅力で、「パトリシアン」や「バレリーナ」「ロータス」などのシリーズがあります。
ロブマイヤーの優雅で美しいシャンデリアはウィーンのみならず世界各国の有名な建物を飾っています。重要な照明プロジェクトの一例として、メトロポリタンオペラ、クレムリン宮殿、各国の王宮のシャンデリア、ウィーン国立オペラ座、楽友協会、シェーンブルン宮殿などが上げられます。

